ヲタ嫁日記

俳優 山口崇さんを中心とした、時代劇・懐かしドラマ・アニメ・海外ドラマなどの感想ブログ。昭和スメルがお好きな方へ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

柳生十兵衛(山口崇版) #17 草笛峠 

おさち 高田美和 兼岩伝兵衛 河原崎長一郎 
鏑木大吉郎 外山高士 海野平八郎 大木正司
大浦啓次郎 入川保則 佐野慎之助 大出俊 古賀作左衛門 曽我廼家五郎八


サムネイルをクリックすると別ウィンドウで拡大されます。

肥後 深沢-


宿屋の番頭に大浦という武士と間違われた十兵衛。
「お連れ様4人がおみえですよ」と言われる。
「わしに連れはいないが」

十兵衛1701
すぐにその男が現れて誤解は解けるがやや気になる十兵衛。

十兵衛1702
大浦は浪人達となにやら打ち合わせをしていた。


深沢では一泊だけして、十兵衛は人吉に赴く。
十兵衛1703

名剣士と名高い古賀作左衛門に会う為だ。
佐野慎之助、兼岩伝兵衛は古賀の愛弟子。

十兵衛1704

慎之助と伝兵衛。身寄りのない古賀はこの二人がとても可愛いようだ。
十兵衛1705



一方、深沢の宿屋にいる4人の浪士。
「大浦は決行は明日だと言っていたが…」

佐野慎之助は、道場の師範になり、指南役としてお役にも就けるとのこと。
道場で飯炊きをするおさちは、それが寂しい。
もう今までのように佐野さまと話せなくなるのかと…
おさちは夜なべしてこしらえた肌着と鈴を慎之助に渡す。

その夜、おさちと慎之助は互いに草笛を吹く。
その音が呼応して、十兵衛の耳に届いた…

その晩慎之助が帰宅すると、大浦から果し合いの書状が届いていた。
翌明朝、松林で真剣勝負。
どうも大浦は人吉の指南役を佐野を斬る事で奪いたいらしい。

翌朝。
「もし一時たっても私が現れなかったら、この三つの書状を道場へ届けてくれ」
下男にそう伝え、慎之助は約束の場所へと向かう。
慎之助と大浦は同門のよしみ、お互い知った者のようだ。
大浦は道場を破門された身。慎之助は気持ちを改めるよう説得する。

「今一度言おう。考え直す気はないか。」

大浦は無心流指南役、無心流古賀道場。それが望み。
慎之助が得たもの全て、ぶち壊してやりたいのだ。
大浦「お主には死んでもらう。」
4人がかりで慎之助を不意打ちする。無残に倒れる慎之助…


十兵衛1706

十兵衛は伝兵衛に形を見せる。

伝兵衛やおさちの元に書状が届く。

古賀によれば、大浦は剣の腕は確かなのだが、ゆすりたかり等
悪行を行った為に道場を破門となった。
大浦はそれに逆恨みをしているようだ。

十兵衛やおさちらは果し合いの場所へ行くと慎之助の哀れな姿が。

十兵衛1707

慟哭するおさち。
十兵衛は足あとの数から大勢に無残に斬られた事に気づく。
「慎之助様を斬った卑怯者はどこのどいつだ…!」伝兵衛らは憤る。

おさち「わたしに残してくれた文でございます…」と十兵衛に渡す。

それには、身分の差からおさちの気持ちにはっきり応えられなかったことへの
侘びと感謝の気持ちが認められていた。
繕ってくれた肌着をつけて果し合いに挑むと…

慎之助は、流派を預かる身として、
危険を知りながら助太刀を頼まず単身果し合いに向かったのだ。
古賀や伝兵衛は慎之助が不憫でならない。

この一帯にある旅籠は一軒のみ。
十兵衛は深沢で間違えられた浪人達がやったと気づく。

「大浦啓次郎はどこだ!」
旅籠で豪遊する浪人達に大浦の居場所を詰問する。

十兵衛1708
この時点で十兵衛はそこには大浦はおらず罠だと気づいているというのがこの表情でわかります。

浪人達の卑怯な態度に十兵衛は怒りを露に。

十兵衛1709
怒りに憤り

十兵衛1710
侮蔑の表情へと変わる。


やはり卑怯な騙まし討ちをしようとする浪人の手を押さえ
十兵衛1711

一旦はその身を預かるつもりだった十兵衛も、気持ちに任せて斬っているような感じがする。
十兵衛1712


古賀は、慎之助亡き今、伝兵衛に師範代を継がせるつもりだった。
しかし兼岩伝兵衛は慎之助と違い郷士の出。
指南役には身分が低い。お城勤めは無理だろう。
家老に無心流を誰に継がせるかを問われ、伝兵衛と伝えると渋い顔をされる。
城への指南役は諦めざるを得ない。古賀苦汁の決断だ。

十兵衛は大浦の居場所を突き止めた。
伝兵衛は
「先生、わしにやらせてください!わしに大浦を討たせてください!」
伝兵衛の目は真剣だ。
古賀は「伝兵衛、お前を死なせるわけには行かん…」
それでも懇願する伝兵衛。

「わしは手を貸さんぞ」伝兵衛に剣の道の厳しさを確認する十兵衛。

「流派を預かるものは、助太刀は頼みませぬ」
その言葉に十兵衛も「よし、行こう」とうなづくのだった。

大浦と伝兵衛は一対一で対決する。
けして助太刀はしない十兵衛。
「伝兵衛焦るな!」

緊張した長い果し合いが続く。

「伝兵衛、手は貸さんぞ!預かった流派は己1人で守れ!」
十兵衛は拳を握り締め、伝兵衛へと叫ぶ。




伝兵衛は、息を飲むような長い果し合いの末、大浦を、斬った。

伝兵衛は慎之助の亡骸に無言の報告をする。
そしておさちは、松林に慎之助に渡した鈴を埋めていた。

十兵衛1713


やるせない気持ちを抱えたまま、十兵衛は人吉を後にするのだった…

やはり、というか結束信二脚本・工藤栄一監督でした。
入川保則が出て、なんとなく島田順二を思い出し(なんとなく)
用心棒テイストかな?と思ったらやっぱりハードボイルド。
「間違われたのは俺の方だ!」とか。十兵衛っぽくない台詞まわし。
また十兵衛が自分の身分を最初から明らかにしているところも
定型パターンを覆したものとなっています。
というより、柳生十兵衛である事がそこまで重要視されていないですね。
そこがまた用心棒シリーズとも通じるところというか。
伝兵衛が郷士で指南役になれない、おさちと慎之助が結ばれる事はない、という
人吉ならではの階級制度の話も盛り込んで、実にリアルな時代劇として完成されていました。
脚本の完成度が高いですね。

九州編って、印象に残る良作が多いですよね。

十兵衛は一人称がわしだったり拙者だったりみどもだったり俺だったりするんですが
十兵衛はあまり「俺」とは言わないのです。これは結束脚本だと割と出てくる気がします。

十兵衛が剣を振らず、レフェリー的な役割だったのも面白いと思い。
あと、浪人に対して、斬ってかかられたとはいえ、
感情的に刺している十兵衛の感情表現が良かった。
ハードボイルドだと、十兵衛の表情の変化があまりないので少し物足りないんですけど
今回の話は、想像以上に良かったです。憂いな表情の山口さん、上手すぎる。

コミカルな話もありつつ、こうハードな話もあると、逆にリアリティがあるなぁと思ってみていました。
いつもいつも旅が楽しいものばかりではなく、やるせない気持ちを抱えながら
人吉を後にする十兵衛に感情移入する事ができたように思います。
山口さん、抑えた演技なのに、感情表現が本当に上手くて、
浪人を斬った時の一瞬の表情が素晴らしかった。

これ、最初見始めたときにこれを見逃してここからちょっと心が折れてしまったのですが
帯放送でちゃんと全部録画できて良かった…

余談
南まさとさんのブログでゴーショーグンのブンドル様が出てきましたが
私はどっちかっていうとボルテスVのプリンス・ハイネルが好きです。

しかし、何かをやりとげた記憶のない位飽きっぽい私が、
17話まで書けるとは…。皆さんのおかげです。
いつもありがとうございます。






スポンサーサイト
  1. 2009/08/23(日) 23:54:14|
  2. 柳生十兵衛
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<一龍斎春水 中村久子伝を聴く | ホーム | 夜のFM(ジェットストリーム ミッドナイトオデッセイ等)>>

コメント

素晴らしい!

初めて拝見しました!今日、お話をお聞きし早速拝見しようと!!山口崇さんへの思いがひしひしと伝わってきます☆何か好きなことがあるって素敵なことだな!って思いました。また、ちょくちょく寄らせていただきますね!又お話ができるのを心から楽しみにしています(*^。^*)
  1. 2009/09/02(水) 23:43:40 |
  2. URL |
  3. 水ちゃん☆ #-
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます!

きゃー!本当にありがとうございます!嬉しいです!
ほんっとにニッチな内容しか書いてないのですが、よかったら遊びに来てくださいね。

ほんと、色々ありがとうございます。
なんか、甘えちゃったような…
私もまたゆっくりお話できたらなぁって思います。
どうぞこれからもヨロシクお願い致します♪
  1. 2009/09/02(水) 23:52:06 |
  2. URL |
  3. りへ #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ishidarie.blog118.fc2.com/tb.php/246-53747ab7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)