ヲタ嫁日記

俳優 山口崇さんを中心とした、時代劇・懐かしドラマ・アニメ・海外ドラマなどの感想ブログ。昭和スメルがお好きな方へ。

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この世界の片隅にと早坂暁脚本の花へんろ

まずは、片渕須直監督の「この世界の片隅に」、日本アカデミー賞受賞おめでとうございます。

戦争の時代を舞台としつつも、あたたかい気持ちで劇場を去ることができる良い作品でした。
望んでそうなったわけではないでしょうが、片渕監督が表現したい思いをダイレクトに作品にできていると思うんです。
今の時代だったからこそできた気がするなぁ。
10年前にスポンサー付であれこれ脚本に口を出されてしまったらこうはなっていなかったかも。
こんな形で非常につらい産みの苦しみを抱えながらこの世に送り出されたこの作品を
リアルタイムで追っかけることができたのはとても幸せなことだと思いました。

作品については沢山ブログや記事がありますので割愛しますが
見ていて懐かしい作品を思い出し、再度見たくなったのでそちらの話をいたします。

天下御免をこの世に生み出した脚本家、早坂暁氏の自伝とも言える作品「花へんろ」(1985年)です!

「この世界の片隅に」は呉を舞台としておりますが、
「花へんろ」はお向かい側の愛媛は風早町で繰り広げられる人間模様を描いております。

第1章、2章は昭和ヒトケタ、3章は太平洋戦争、新花へんろは敗戦後が舞台です。

主演は桃井かおりで、脇を固めるのは沢村貞子、藤村志保、中条静夫、河原崎長一郎、下條正巳、
樹木希林、殿山泰司などなど名優ばかり。メンバーだけでもうなりますよねー。
3章までのナレーションは渥美清です!

http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010314_00000

この世界の片隅に、は絵を描くのが好きなすずさんが嫁入りする話ですが、
花へんろ、は歌をうたのが好きなしずこさんが嫁入りするところから話が始まります。
子供がなかなかできない、家族の中の微妙な人間関係、それでいてどこかのんびりとしている雰囲気はまさに同じ
瀬戸内の気候がそうさせるのでしょうか。
また、松山はおへんろさんが巡る町なので、訪れる人々への懐がとても厚く、深いです。
おへんろさんもそれぞれにかなり深い業を背負って生きていることがわかります。

早坂暁先生は、旧制松山中学を経て、海軍兵学校在学中に終戦。被爆直後の広島の惨状を目撃しています。
海軍兵学校に自分の妹(おへんろが残していった子で血はつながっていない)が
自分のもとに訪れるために広島に来た際に原爆が落ちて妹の遺体は見つからなかったというご経験があります。
ドラマではそこは描かれませんがこれが吉永小百合主演の「夢千代日記」につながっていきます。
ドラマにも広島の原爆の話が出てくるのですが、この世界の片隅にと花へんろは奇妙な縁があるように思います。

すずさんがいたあの時代、向かい側の風早町ではこんなことが起きていたんだよ、と
思いを馳せてほしいんですよねー…
この世界の片隅にをご覧になって気に入った方にはぜひ見てほしいなぁ。

TSUTAYA店舗には在庫があまりない状況なので、ディスカスが確実なようです。
今ならもっと感傷的に作るような気がしますがあっさりしてます。
すごく緊迫してるときにちょっと笑えたりするシーンがあって、あぁ、こういうもんだよなーって思いました。

花へんろ、というのはこのドラマ発の造語なんですが、今では銘菓の名前にもなっておりますし
橋の名前にもなるくらい、地域の人々に愛されているドラマなんですよ。

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  1. 2017/03/05(日) 20:32:43|
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